人生を彩る3つの趣味の見つけ方

アロマキャンドル製作の様子

「趣味はありますか?」「趣味は何ですか?」と聞かれて、コレだと即答出来る人は意外と少ないです。

趣味が充実していると人生に多くの驚きと経験をもたらし、成長や出会いに導いてくれます。

もしくは、疲れた心や体を癒してくれたり、今日この日からの人生を生きる上で欠かせない重要な要素になるかもしれません。

では、どうしたらそんな趣味を見つけることが出来るのか。

自分が「楽しい」「心地よい」「面白い」と思えることを、損益を考えず没頭出来ることを、これからも続けていきたいと思うことを、見つければ良いのです。

ここでは、そんな趣味に出会う為の方法をご紹介します。

白い部屋で女性が頭に人差し指を添えて、
左斜め上に首を傾けている様子

考えても考えても趣味になるものが見つけられないという方は、目的や動機から趣味を導き出すことも考えてみましょう。

•何故趣味を見つけたいと思ったのか、というポイントから探す。

人との出会い、スキル習得、単純に楽しみたいなど、

•単純に自分が好きなことを趣味に結び付ける。

食べる事が好きなら料理や、食べ歩きの記録をブログに残すなど。

•単発で終わらないようにする。

せっかく何か楽しいことを見つけてもその日だけではもったいないです。

趣味自体が、特技もしくは生きがいになるようなレベルまで継続出来るような目標を設定したり、睡眠時間を削るなどの無理をしなくても楽しく続けられるかも意識してみましょう。

まず、やみくもに趣味を探し出すより今日はこれだけでも覚えてもらえると嬉しいです。

それは、人は「3種類」の趣味を持つと、年を重ねても心身共にバランスの良い状態で過ごせる、ということ。

  • 体を動かす趣味
  • 心を動かす趣味
  • 何かを作る趣味

順番に説明していきますね。

牧場を背景に白いロードバイクを撮影した様子

例えばウォーキングやランニング、水泳、ヨガ、ストレッチ、登山など。

体を動かす事を目的とした趣味です。

適度に体を動かしたり汗をかく事でストレス発散になったり、代謝が良くなって太りにくい体に繋がったり、血行が促進される為冷え性を予防してくれるなど、沢山のメリットが受けられます。

まずは趣味として、ウォーキングしながら知らない街を散歩してみたり、登山道が整備された初心者にも登りやすい山に登山をしてみてはいかがでしょうか。

私は、20代前半の時よりも少し疲れやすくなっている自分の体にちょっとガッカリしながらも、周りの景色に癒されたり、知らない街を探索した時に見つけた美味しいご飯屋さんの情報など得られるものが大きいので、休みの日は出来るだけ降りた事のない駅で降りてみて、見知らぬ土地をふらりと散歩するのが大好きです。

アフタヌーンティーで美味しいお菓子や紅茶を楽しむのもおすすめです

例えば美術館での絵画鑑賞や、映画、読書に没頭してみる。

旅行に行って、初めての体験をしてみるのも良いでしょう。

食事をする際に、見た目や香り、お店の雰囲気などに五感を張り巡らせて、何でこのご飯が美味しいと感じるのかを分析するなどもおすすめです。

心が疲れている時は体を、体が疲れている時は心を動かすと良いと言います。

普段何気なくやり過ごしてることも、意識的に心を傾けて楽しむことで、それ自体が趣味につながるかもしれません。

昔気になったまま読んでいなかった本を読んでみたり、一人カラオケで大好きな曲を納得いくまで練習してみたり、人からすすめられた(もしくはランキング1位のもの)アニメや映画を見てみたり。

「(住んでいる地名) イベント」で検索をかけて、休みの日に行けるイベントや催事に行ってみるのも面白いです。

ちなみに私は温泉旅行が好きなのですが、ある時宿泊したお部屋に“茶香炉”と呼ばれる、香炉にお茶の葉を乗せ、下から火で熱することで部屋中に香りを燻らせるものが置いてありました。

丸い陶磁器の上に茶葉が乗せられている茶香炉

その時のふくよかなお茶の香りと、香炉のまん丸とした形に惚れ込み、帰宅後すぐに自宅に茶香炉を導入しました。

今では香の世界にすっかり魅了され、自分でお線香を自作するまでになり、現在和香インストラクターの資格取得に向けて勉強を続けています。

何がきっかけで新しい趣味が生まれるかわからないところも、また趣味探しの醍醐味かもしれません。

二つのお碗に粉末状の香原料が入っている様子

例えばお料理を作る、絵を描く、ブログを書く、編み物を編んでみる、撮った写真を編集してみる、webデザインを勉強してみるなど。

自分の手から何かを作り出す趣味は、何より達成感が大きいです。

また、例えば作ったものを人に販売することが可能なものであれば、将来的にそれが副業に繋がり、文字通り“生きがい”になる可能性も秘めています。

ただし、このジャンルが一番「手を出しにくい」ことも分かります。

私も、iPadを購入した際に「Apple Pencilも買って絵を描いてみよう!」と意気込み挑戦してみたものの、全く思った通りのものを描けず、1枚も絵を完成させることなく、Apple Pencilを紛失してしまいました。

その代わり、絵を描く流れや絵を描くアプリの使い方を少し勉強できたおかげで、オリジナルのサイクルジャージを作る事が出来ました。

今でも絵を描きたい時に描けるように、ノートとシャープペンシルと消しゴムは常備しており、何となく絵を描いてみたくなった時に少しチャレンジしては、やっぱり描きたいものが描けずに、その度そのノートのページが一枚ずつ減っていくのです。

絵を描くにせよ、編み物を編むにせよ、大なり小なりの初期投資が必要なものもあります。

もしそれを揃えて、結果自分が飽きてしまった時のことを考えると中々気が進まないですよね。

また、SNSなどには、自分がどんなに背伸びして逆立ちしたって敵わない“神作品”と呼ばれるものがそれぞれのジャンルに溢れています。

フリマアプリを覗けば、自分の作品なんて児戯に等しいような洗練されたデザインのものや使い勝手の良いものが溢れていて、何とも自分の作品がみすぼらしく、惨めな気持ちになることもあります。

ですが、ここは一旦周りの目は無視しましょう。

誰だって最初は初心者です。

「楽しい」のであれば、自分を満たす為に、自分が満足するように楽しめれば良いのです。

もしやってみて「違うな」と思っても、少し角度を変えて再チャレンジしてみたり、一旦やめてしまってもまたいつでも戻れるように少し端に置いておく、くらいで良いのです。

自分が好きなメニューがあればレシピ通りに作ってみれば良いし、ちょっと失敗してもそれはまた次に生かせば良いだけのことです。

手作りスコーンを写した様子

ここで、上手く出来ない、失敗してしまうことに慣れておくと仕事や日常生活においても「最初はこんなもんだ」とか、「次はここに気をつけてみようかな」と肩の力を抜いて挑戦しやすくなるので、趣味はあくまで趣味と捉えて、いろんなことに挑戦してみることをおすすめします。

或いは、「物作り 体験」で検索してみると、いろんな物作りを体験できる場所を見つけることが出来ます。

私はここを見て、次はお線香の受け皿を自分で作ってみたいなと思いました。

ノートのページをめくっている様子

蔵前にある「カキモリ」さんで自作したノート。勉強がはかどります。

もし今、既に趣味はあるんだけれど、最近マンネリしているかもという人は、今の趣味を別の角度から見てみたり、もっと深掘りしてみることもおすすめです。

例えば私はサイクリングが好きなのですが、自作でサイクルジャージを作ったら楽しいかもと思い、オリジナルサイクルジャージを製作しました。

また以前料理にハマった時は、お菓子作りにもチャレンジしてみようと思いどら焼きを作ったのですが、そこから他のお店の色んなどら焼きを食べてみようと思い、どら焼きの有名店を片っ端から訪ねてみました。

茶香炉でお茶を焚くことにハマった時は、香炉は他にどんな使い方が出来るのだろうと思い、アロマ精油や和香の勉強を始め、そこから自分でオリジナルのお線香や匂い袋を作ってみました。

そして今は、友達とお喋りすることが好きなので、Radiotalkというアプリで友達との会話を収録し配信しています。

目黒ひいらぎと書かれた白いのれんの前で鯛やきを写した様子。

街探索では食べ歩きは欠かせません。

koto
koto

こうしてみると色々なことやってるなぁ

必ずしも毎回新しい趣味を見つけようとしなくても、今、自分が好きなことを掘り下げてみることで別の新しい趣味に繋がったり、より今のその趣味を深く楽しむことが出来るようになるかもしれません。

楽しみ方は自由です。

だって、“趣味”なのですから。

舗装された道をママチャリで走っている様子。

ロードバイクで山へ行くのも、ママチャリで街を散策するのもどちらも楽しいです。

趣味を見つけると、より人生を楽しむエッセンスとなります。

もしくは、疲れた心や体を癒してくれます。

スキルアップしたり、経験値として蓄積され成長と自信に繋がります。

「趣味」なんて難しく考えずに、まずは自分がやってて楽しいこと、心地よいこと、面白いと思うことを探してみましょう。

そして、どうしたらもっと楽しく、心地よく、面白いと思えるか探ってみましょう。

いつかそんな趣味が、ここまで読んで下さったあなたの人生を彩り、豊かなものとして人生に欠かせないエッセンスになることを願っております。

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