最短で自己肯定感を高める6つの方法

晴天の青空の公園の、たんぽぽとたんぽぽの綿毛の下から写した写真

自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定する感覚を言います。

自己肯定感が上がると自分の長所や得意な事をしっかりと理解し、解決しなければいけない問題や課題に対し適切に対応することが出来る為、また自分の自信へと繋がっていきます。

例えばこれが、

•誰かと比べて自分は劣っている

•どうせ上手くいくことはない

•また失敗してしまうに違いない

•自分はダメな人間だ

とネガティブな考え方に囚われてしまうと、自分が思うように行動が出来なくなってしまったり、発言や思考が消極的になってしまうことで、新しいことへのチャレンジから遠ざかってしまいます。

人は誰でも成功と失敗を重ねて生きています。

その失敗から何かを学ぶのか、もしくはネガティブ思考の肥料にしてしまい更に自己肯定感を下げてしまうのかは自分次第です。

と言っても、自己肯定感とは一朝一夕で持てるものではないですし、また誤った自己肯定感の上げ方をしてしまうと、万能感に溢れた結果自信過剰となってしまい、逆に視野が狭くなってしまうこともあります。

ここでは、自分のペースで自己肯定感を少しずつ上げていく方法をご紹介します。

是非気になる方法があれば試してみて下さいね。

猫が二匹寄り添って眠っている様子

・人間関係が良好になる。

・自分の存在を成功も失敗も含めてありのまま肯定出来るので、無理をしなくて良い。

・物事を前向きに考えられる。

などの効果が上がります。

もし今、

・自分を大切に出来ていない。

・人間関係が上手くいかない。

・失敗を恐れてチャレンジ出来ない。

・自分は不運だ。

と思っている人は、自己肯定感が上がる習慣を意識してみて下さい。

考え方や行動一つで、明日からの人生が少しずつ動き出すかもしれません。

自分の強みを知る方法はいくつかあります。

今までの経験で楽しかったことや、人から褒められた事を思い出してみて下さい。

もしくは、人の役に立てたことや感謝された事でも良いでしょう。

家族や友人に直接聞いてみるのも、自分が思ってもみなかった強みが発見出来ることもあるのでおすすめです。

もしくは、「ストレングスファインダー」のような有料の測定ツールを利用する事で、自分が想像もつかなかった長所が見つかります。

ストレングスファインダーとはGallupというアメリカのコンサルティング企業で177個の質問に答える事で自分の才能や強みを見つけることが出来るツールです。

アメリカのギャロップ社のサービスの一つ、ストレングスファインダーの結果

これは私のストレングスファインダーの結果ですが、こういった結果が全部で3,300万通りの結果が出るようなので、自分では見つけられなかった新しい長所や意外な個性が見つかるかもしれません。

アメリカの企業ですがもちろん日本語で質問を受けられるので、興味がある方は是非一度Webサイトなど見てみることをお勧め致します。

まずは自分の強みを知る事で、自分が得意なフィールドやスキルを自覚する事から始めましょう。

室内で女性三人がお互い誉めあっている様子。

「ピグマリオン効果」を聞いたことはありますか?人は期待されたり褒められたりすることで、その通りの結果に繋がりやすいという心理効果です。

自己肯定感を高めるには、このピグマリオン効果を利用して、適切な期待をかけてくれたり、褒めてくれる人や環境を作って、少しずつ成功体験を積み重ねていくことも効果的です。

ただし、「自分でコントロールできる」目標を設定するようにしましょう。

<自分でコントロール出来る目標例>

・◯時間勉強する

・水回りの掃除をする

・水を1.5リットル以上飲む

・自分から挨拶をする

など

<自分でコントロール出来ない目標例>

・年内に結婚する

(結婚自体は相手の意思もある為、自分だけでは達成出来ない→婚活パーティーに5回参加する)

・半年後までに1億円貯める

(現実感がない、方法論が思い浮かばないと頑張りようがない→稼げる副業の勉強を始める)

など

目標は大きなものでなくて大丈夫です。

私は仕事終わりにお湯を張って、きちんと湯船に浸かったら「私偉い!」とよく自分を褒めてますし、汚れたお皿を次の日に持ち越さないのも偉い!と小さな事でも全部自分で褒めるようにしています。

また、「この仕事のこういう部分をこのように頑張ったので褒めて下さい」と、“自分から褒めてもらいに行く”こともあります。

こうして積み重ねられた成功体験が、気が付くと自信という形になって自己肯定感を上げてくれるのです。

自己肯定感とは、自分の良いところも悪いところも全部含めて“自分”と認める事から始まります。

他人と比較するより、自分と向き合う事に集中しましょう。

過去の自分や目指したい目標と現在を比べて、足りないところを少しずつ補う事を意識しましょう。

他人との比較で生まれた優劣は、自己肯定感を上げる為に一切必要の無い情報です。

青空の下、海辺でロードバイクを写した様子。

自分がやりたい事、って意外と見つけるのが難しいですよね。

私も以前ブラック企業に勤めて心に余裕が無かった時は、「せめて休みの日はやりたいことをやろう」と思いつつ、そのやりたい事が見つからないばかりかお昼過ぎまで寝過ごし、その後も特に何かするでも無く貴重な休日を過ごしていました。

やりたい事を見つけるのは、いつもの思考の癖から一歩踏み出す必要があります。

例えば取りたい資格を調べてみる、絵を描いてみる、本を読んでみる、行ったことのない場所へ散歩してみるなど、そこまで興味をそそられなかったとしてもやってみると楽しい事というのは案外出て来ます。

そして初めて何かを始める時は「完璧を目指さない」事を忘れないで下さい。

初めて絵を描こうとしても、自分が思うような絵は描けないし、本を買っても1-2ページで眠気が襲ってくるかもしれません。行った事のない場所へ行っても特にこれと言った目新しい発見なんて無いかもしれません。

けれど、それで良いのです。

大切なのはいつもと“違う”事をしてみるということ。

自分のルーティーンから抜け出して、普段の自分ならやらない事を意識してやってみること。

その積み重ねが、新しい刺激となって小さな成功体験に結び付きやすくなるのです。

自己肯定感を上げる為の成功体験の積み重ねは、歴史に残る絵画を残さずとも、専門家しか解読出来ないような難解な史書を読む事でも、新しい史跡を発見する事でもなく、ただ「やってみた」という一歩を踏み出したという小さな事実の積み重ねが、気付いた時にいつの間にか“成功体験”となっているのです。

木製の積み木に達成!と書いてあるものが中央に積み立てられている状態。

最近誰かに褒めてもらっていますか?

自分で自分の事を褒めるのは勿論ですが、誰かに褒めてもらうという環境を作る事も、自己肯定感を上げる為に大切です。

私は誰かに褒めてもらいたい時に「新しいことにチャレンジした」や、「この前こんな事が出来るようになった」など、自分の褒めてもらえるポイントを相手に主張して、「だから褒めて欲しいです」と素直に要求します。

そして褒めてもらえたら謙遜などはせずにシンプルに「有難う」と感謝でお返しをします。

時に、追加でその人の事を褒め返して、お互いに気持ち良いコミュニケーションが取れるようにすることを意識しています。

しかし自己肯定感が低い方の場合、仮に褒めてもらったとしても「いや、そんなこと…」と謙遜して否定してしまいがちです。

しかし、相手が褒めてくれた事を否定するというのは、自分の事も相手の事も否定している事になります。

私もよく人の事を褒めるように意識していますが、やはり「そんな事ないです」と言われるより、「見てくれて嬉しいです!」と肯定的に受け取ってもらえると言った側もまた嬉しい気持ちになります。

万が一嫌味だったとしても、相手も拍子抜けする事でしょう。

私の体験として、相手の称賛の言葉は素直に受け取る事を意識するだけで、自己肯定感が上がる他に人間関係すらも向上するのでオススメです。

布のベッドの上で寝ている猫の様子

睡眠はしっかり取れていますか?

人間は睡眠中に疲労回復や免疫の強化、感情の整理を行なっています。

何か嫌な事があっても、寝たらスッキリしたという経験をした事がある人も少なくないでしょう。

普段は遅寝早起きだけど、休みの日はお昼過ぎまで寝溜めするという睡眠の取り方より、出来る限り毎日同じ時間に寝て起きることが良質な睡眠を確保する為に大切です。

出来るだけ同じリズムで睡眠が取れるように、寝る前に長時間スマホを眺めていたり、寝る前の飲食などは控えるようにしましょう。

自己肯定感は、心身の健康の上に成り立つ事を忘れないで下さい。

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いかがでしたか?

自己肯定感が高いと、物事をポジティブに捉えられたり、新しい事にもチャレンジしやすくなります。

自己肯定感を味方につけて、自分という存在そのものを肯定し自分らしく自分のペースで進んでいきましょう。

誰と比べるでもなく、あなたのペースで大丈夫だということを忘れないで下さいね。

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